LINE公式とLステップの違い

LINE公式とLステップの違いと比較

皆さんは、「LINE公式とLステップの違いは何ですか?」と聞かれたらすぐに答えられる方はいるでしょうか?
私も最初はLINE公式とLステップの違いについて分からず、とにかく凄いことが出来る便利な機能がLステップという認識しかありませんでした。


ただ、調べていくうちに十分LINE公式の機能だけでも凄いこと!
Lステップが長けている部分とLINE公式の長けいる部分があり、そして機能や料金の違い・業種によっても向き不向きがあることも分かりました。
このBlogでは各項目ごとでそれぞれについて説明していきたいと思います!!


[ もくじ ]

-1- LINE公式とは
  1-1 LINE公式のメリット

-2- Lステップとは
  2-1 Lステップのメリット

-3- LINE公式とLステップの違い
  3-1 料金プランと配信数
  3-2 機能

-4- 業 種

-5- まとめ


1  LINE公式とは?

LINE公式アカウントとは、コミュニケーションアプリ「LINE(ライン)」上で、企業や店舗が独自のアカウントをつくり、ユーザーへダイレクトに情報を届けられるサービスのことです。

LINE公式の機能は多岐にわたりクーポン・ショップカード・リッチメニュー・AI対応チャット・応答メッセージなど様々な機能があります。

目次

1-1 LINE公式のメリット

① 企業や店舗がLINEユーザーと繋がることができ、定期的にお友達登録したユーザーに情報を発信することが出来る

② リピーター客の増加

 クーポンやショップカードなどの機能を利用し、お友達登録したユーザーに来店きっかけをつくることが出来る。

③ オンラインショップとの相性の良さ

 LINE公式のリッチメニューなどから、すぐオンラインショップに飛ばす事が出来る為、最短ルートで商品購入ページに繋げる事が出来る。
また、新商品のお知らせなどLINEで気軽に通知することができる為、販売促進に繋がる。

④ 業種や規模を問わない

 LINE公式アカウントは、飲食店・理美容室・小売業といった店舗ビジネスをはじめ、通販・学習塾・保険会社など、さまざまな業種で利用されています。また、無料で利用を開始することができるため、小規模な店舗や企業でも活用することができます。


2 Lステップとは?

Lステップ(旧LINEステップ)とはLINE公式アカウントのマーケティングシステムです。

この上記の文でわかるように、LINE公式+マーケティングシステムが付いたものがLステップと思っていただければと思います。

LINE公式アカウントの機能を拡張し、ステップ配信やセグメント配信、流入経路分析、リマインド配信、自動返信、クリック率測定などを出来るのが大きな特徴です。

これらの機能を活用することで、業務の効率化、開封率・クリック率・収益の向上が期待でき、あなたのビジネス拡大に大いに役立ちます。

詳しくは、下記のLINE公式とLステップの違いでも述べますので、ご覧ください。

2-1 Lステップのメリット

① 自動で売れる仕組みを作れる
 【Lステップの機能】シナリオ配信・セグメント配信・リマインド配信

 予め組んでおいた配信をスケジュール通りに、自動で配信したり、配信対象を絞り込み、特定の読者にメッセージを配信するなど、配信機能が充実しています。

② 顧客情報の収集や管理が出来る

 Lステップでは、質問やアンケート等を通して要望や興味関心などのデータを蓄積ができます。なので、より顧客についての情報を濃く知ることができ、その情報から効果のあるアプローチ方法を作り出すことが出来ます。

③ データを分析し、改善が出来る

 友だちの登録がどこから流入したのか、流入した経路によって流すシナリオやメッセージを変えたり、媒体毎の商品成約率などがわかり、各媒体の施策に生かすことが可能です。

3 LINE公式とLステップの違い


実はLINE公式とLステップの機能を知っている人は比較対象にするものではない!という方もいるかと思います。

しかし、初心者の方にとっては、よくLINE公式とLステップの機能がごちゃ混ぜになって一つの括りとして考えてしまっている方が多いと思います。


なので、具体的にどこが違うのか分かりやすく、項目ごとに説明をしていきたいと思います。

料金プランと配信数

配信数/月LINE公式/月額Lステップ/月額
1,000通<フリー> 無料<スタート>  2,980円
15,000通 <ライト> 5,000円<スタンダード>21,780円
45,000通<スタンダード>15,000円<プロ>   32,780円

※注意※ Lステップを導入する場合、必ずLINE公式のアカウント作成をしないといけません。なので、Lステップを使う時は、配信数によってLINE公式+Lステップの金額が月額かかることになります!!

機 能

機能LINE公式Lステップ
リッチメニュー×スタートプラン
スタンダードプラン〜
属性タグ お友達登録100人〜
 ・年齢
 ・性別
 ・地域
 ・OS (IOS、androidなど)
 ・友だち期間
 自由にタグを作成出来る
クーポン
ステップ配信×
予約機能ミニアプリ導入で
カレンダー機能×
顧客管理ミニアプリ導入で一部
自由な形式の
アンケート
期間限定
アンケートのみ 
キーワード応答
有料配信カウントチャット 無料チャット 有料
随時追加していきます

この他の機能として、セグメント配信や流入経路分析・リマインダー配信・データ移行など配信や分析・管理に関して、Lステップの方が機能が充実しています。

ただし、金額面に予算がない方やそこまでの機能は不要と考えている方にとっては、LINE公式アカウントは無料で運用していくことも出来ますので、状況やお客様によって最適なものを提案出来るようになっておくと良いかと思います。

4 業 種

LINE公式とLステップの特徴を捉えた上で、向いている業種とは何か?

これは、私が実際にLINE公式の機能やLステップを使用し、構築して思った事ですが、目的が顧客の管理や分析・商品を購入してもらう為の教育(ステップ配信を行いお客様に購入を促す)をしたいのであれば確実にLステップが優勢です。
Lステップの方がその為の機能も充実しています。

ただし、予約機能や商品を購入してもらう為の導線で考えるのであれば、LINE公式が良いかと考えます。
この理由は、やはりLステップ上で予約をするのは不十分であると思うからです。

では、その点LINE公式はLステップより予約機能など十分と言えるのか?という事になるかと思います。
それは、LINE公式には「LINEミニアプリという様々な機能のアプリと連動出来る」アプリがあります。この点がLINE公式に予約機能などの実用性が増す理由です。

では、ミニアプリとは何か?

一部例を挙げてご紹介したいと思います。

LINEミニアプリが提供する主な機能

  • reservation(ご予約)機能

LINEミニアプリ上に
予約フォームを設置することができます。

お客さんは時間や日付などを選択するだけで
LINE上で簡単に予約ができるようになります。

  • notification(お知らせ)機能

LINEミニアプリ上で受け付けた内容などに対し
お客さんへ自動的に通知してくれる機能です。

この通知は、LINE公式アカウントから
プッシュ通知で届けることができます。

  • payment(お支払い)機能

LINEミニアプリ上には
メニューや料金のサービス情報だけでなく
購入ボタンなども設置することが可能です。

お客さんはLINEpay(ラインペイ)で決済をして
商品やサービスをLINE上で簡単に購入できます

  • coupon(クーポン)機能

LINEミニアプリには
coupon(クーポン)機能が搭載されています

既にご存じの方もいらっしゃるかとは思いますが、この機能は
LINE公式アカウントにも装備されています。

ただ今までは、店舗へ足を運んで
クーポンを利用する流れが一般的でした。

LINEミニアプリのクーポン機能の登場で
LINEpayで決済する際に利用する流れが
今後強くなっていくことが予想されます。

つまり店舗をもたない経営者でも
これからはクーポン機能を活用し
LINE公式アカウントの友だち数や
リピーターを増やせる導線が増えます。

  • membership card(ポイントカード)機能

LINEミニアプリには
ポイントカード機能が搭載されています。

こちらもクーポン機能と同様に
LINEpayと連動することにより
店舗経営者はもちろんのこと、
ネットショップの経営者などにとっても
集客やリピート率増加に大きく貢献します。

まとめ

LINE公式・Lステップ共に様々な機能があり、その特徴には目的別にどちらがいいのか選定していく必要があるという事がご理解いただけたかと思います。

また、LINEミニアプリも様々なものがあるり、とても便利な機能を持っております。
LINE公式もLステップも技術進歩や機能の進化が想像以上に早いものですので、またBlogも随時更新していきたいと思います。

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